若き神々たちの翔き

遥か遠い昔、この世は混沌であった。
そこに天と地が開かれ、神々が出現する。
しかし、初めの神々は、すぐに天上へと姿を隠し、
やがて最後に一組の夫婦神が現れる。
地上には国土が生まれ、あらゆる神々が誕生し、
万物が生まれる。
~高天原(たかまのはら)に神(かむ)留(づま)り坐(ま)す~
その神々が住まうのが高天原。
それは、あの天上にもこの地上にもある。
神々の思召(おぼしめ)すところに、神々はいらっしゃる。

そして今、新たな若き神々がこの地上に出現した。
これは新しい神話だ。
今この現代に、若き神々が翔(はばた)いたのだ。
彼らの魂(みたま)のエネルギーが発揚(はつよう)したのである。
この地上で人々に力を分け与えるために。
『若き神々の翔(はばた)き』は、
見えない世界から、見える世界へその魂(みたま)の力を
表し出そうとするはたらきである。
それが今始まる。
すべては、神々の御心(みこころ)のままに・・・。

和魂 ~和やかな魂~

和魂 作品1 和魂 作品2 和魂 作品3

穏やかで安らかな心の有り様である。神々は平和と調和を望み、人の縁を結ぶ。時に、人智では計り知れないしき力を授ける。人がささやかな暮らしの中で、ふと幸せだなと感じる瞬間こころがそれである。
日々の恵みを守り導くみたま
はたらきである。

春夏秋冬、人生の季節の中にも彼らのみたまが在る。
十二童神じゅうにどうしん」は、そうして生まれた。
若き神々の先使いとして。

神集い 作品1 神集い 作品2 神集い 作品3

神集いに集い 神議りに議り

神々は独りではない。彼らは集い、話し合う。
良い方へ導くために力を合わせる。
各々が、新しく生み出す力なのだ。
新魂あらみたまを発揮し合う、そして、決断する。

活魂 作品1 活魂 作品2 活魂 作品3

活魂 ~人を活かし勢いづける魂~

困難を切り開くエネルギーである。
試練を乗り越え、前に進む力は、人々に元気や勇気を与える。
例えば、一塊ひとかたまりの土が、陶芸の力を借りて姿・形となり、自らの足で大地に立ったように。
不可能を可能にさせるみたまのはたらきである。

  • 中山泉 写真
  • Izumi Nakayama

    中山 泉神像を作る人 / 各種学校「クレアーレナカヤマ」主宰

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    1970年 山梨県甲府市生まれ
    青山学院大学卒業後、CATV局に入社翌年結婚退社。
    25歳の時、紙粘土人形づくりの趣味から陶磁器人形の世界に入る。
    独学で西洋陶芸を学び、独自の創作を模索する。
    以来20年、主宰する教室活動の傍ら、こだわりの成形方法に適した原料粘土を追求し、自らの陶芸を続ける。
    近年は、「ものに宿る魂(みたま)」の尊さを伝えるべく、新たな神像制作に力を注いでいる。
    多くの縁の力に感謝。

    (略歴)
    1997年 山梨県公認 各種学校 「クレアーレ・ナカヤマ」に西洋陶芸教室を設置
    1998年 1999年 山梨県立美術館講堂にて、生徒作品展を開催
    2000年 甲府富士屋ホテルにて、生徒作品展を開催。(2004年まで毎年開催)
    2008年 2009年 新宿京王プラザホテルにて個展
    2010年 韓国で朴英淑先生の白磁に出会う。これが転機になり、白磁の神像創作を開始
    2013年 渋谷戸栗美術館1階にて作品展開催

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